若い世代に人気のSNS「TikTok」。若い世代を中心に宣伝できるとして、TikTokを活用する企業も出てきています。TikTokを使った採用活動のメリット・デメリットについてまとめてご紹介します。
「TikTok」は、中国のIT企業・ByteDance(バイトダンス)が開発したアプリ。15秒と短い動画の撮影・編集・投稿に特化しており、テンプレートを使えば誰でも簡単に作ることができるSNSです。日本では2017年にリリースされ、主に10代・20代といった若手層を中心に利用されています。
現在の学生はデジタルテクノロジーが浸透してきた頃に生まれ、幼いころからスマホやSNSに接しており、ネット上でのコミュニケーションに長けています。いわゆる「Z世代・デジタルネイティブ世代」と呼ばれるものです。新しいテクノロジーには敏感で、TikTokのリリースにもいち早く反応しています。
TikTokはSNSツールの中でも新しいだけに、特に10代の利用者が多くなっています。そのため、企業でTikTokを使う事は、若い世代への宣伝と知名度のアップを可能にし、就職活動時に目を向けてもらいやすくなります。新卒採用など、若手の採用に力をいれている会社にはうってつけのツールともいえます。
参照元:PRTimes(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000076476.html)
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TikTokは誰でも利用できるので、費用をかけずに採用活動ツールとして取り入れることができます。通常、採用にかかるコストは数十万から数百万と高額になりますが、TikTokでは0円。求人広告などに比べると、費用対効果に優れています。動画を投稿する手間がかかりますが、テンプレートも準備されているなど、慣れてしまえば苦になりません。
業務とは一見関係のない投稿でもフォロワー数を増やす事ができるなど、気楽にスタートできるのがTikTokの良い所。楽しみながらの投稿で知名度を上げられるので、社員とのコミュニケーションにもなるなど、社内の雰囲気つくりにも貢献します。
会社の魅力だけでなく、職場の人たちの雰囲気もダイレクトに伝えられるので、社風にあった人材が集まりやすいです。また、求職者に適切な判断を促しやすく、採用後のミスマッチも防げるなどのプラス作用も期待できます。
TikTokは国外にも多くのユーザーがいるため、グローバル層にもアプローチできます。SNSマーケティングの手法としてうまく活用できている企業がそれほど多くないため、競合他社と差別化できるでしょう。
TikTokのメインユーザーは10代から20代が大半を占めているので、若者層や新卒採用へのアプローチとしては適していますが、30代以上には届きにくくなっています。中途採用を希望する場合では、TikTokでは集まりにくいかもしれません。
TikTokには動画の保存機能があるので、配信したコンテンツを悪用される可能性もあります。そのため、顔出しや社内での撮影をする際には十分な注意が必要です。
TikTokは無料で利用できるSNSですが、それによる収益もありません。あくまでも、採用活動のアプローチとして使えるツールで、自社サイトへの誘導や応募を促すなど、そうした効果を狙っての活用になります。
TikTokでは「面白い動画」を求めて、10代や20代の若い世代に多く利用されているので、企業からのビジネス感の強い動画ではスルーされてしまいやすくなります。とはいえ、あくまでも採用活動の一つとして利用するので、難しくないユーモアセンスのある動画を意識するといいです。ユーザーに面白いと思ってもらいつつ、不快感を与えない程度の企業宣伝を入れます。
投稿する動画が統一されていないと、何を発信したいのかわからない企業になってしまいます。企業のブランドコンセプトからずれることなく、一貫性を持ち発信しましょう。複数のジャンルを発信したい場合は、アカウントを分けるのもおすすめです。
まとめ
POINT
新卒採用など、若手の採用に力をいれている会社にはうってつけのツールです。
撮影や編集などに費やす時間を考えると、TikTokの使い方に詳しい担当者をおくのが効率的。例えば、検索しそうなキーワードをハッシュタグにすることで、TikTokの検索機能に引っかかりやすくなるなど、活用方法に詳しいと得られる効果も大きいです。
また、動画作成にはルールがあり、個人情報や社内の重要事項が流失しないように注意する必要があります。外での撮影では、一般の人が映りこまないようにするなど周囲への配慮が必要です。
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