拘束時間が長い長距離ドライバーに比べて、中距離のエリア内を決まったルートで回る配送ドライバーは、異業種からの転職や未経験で始める人も多い職業です。労働環境は各社さまざまですが、ドライバーが働きやすい環境・待遇を提供することで、よりよい人材確保につながります。
配送車両にドライブレコーダーやバックモニターなど、安全に関わる装置が付いていると、ドライバーも安心できます。また、配送車両が汚れていると、「仕事が忙しすぎるのではないか」「ドライバーの意識が低いのではないか」「トラックのメンテナンスができていないのではないか」と思われてしまうので、配送車両は常にきれいな状態にするよう心がけましょう。
配送ドライバーは、比較的、残業や休日出勤が少ないといわれていますが、その日の道路状況や顧客の都合によっては、残業になる場合もありますし、繁忙期には休日出勤をしなければならないこともあります。そのようなイレギュラーなケースにおける、勤務時間や手当などの待遇について、あらかじめ明記しておくと、双方の意識の食い違いを防ぐことができます。
配送ドライバーは、運ぶものの大きさによって運転する車両が異なります。2tトラックであれば、2017年3月以前に取得した普通免許でも運転できますが、4tトラック以上の車両であれば、中型免許・大型免許が必要になります。自社が所有する車両のタイプに合わせて、求職者の自動車免許を確認しましょう。
世間では、「労働時間(拘束時間)が長い」「希望の休みが取りづらい」「荷物の積み下ろしがキツイ」というイメージがある配送ドライバーの仕事はきついというイメージがあるようですが、実際のところはどうなのでしょうか。
たしかに、長距離を走るトラックドライバーの場合、労働時間や拘束時間が長くなることがあるようです。しかし、各配送センターが担当するエリアのルート配送がメインのドライバーであれば、労働時間や拘束時間がそれほど長くなることもなく、繁忙期や、よほど道路が渋滞していなければ、残業もほとんどありません。
また、人手が足りないといわれることが多く、希望通りに休みが取れないということもあるようですが、この点は、会社によって大きく異なります。シフトの調整を柔軟に行い、希望通りに休みを取らせてくれる会社もあるので、シフトについて希望がある人は、こうした会社に魅力を感じるかもしれません。
配送ドライバーの仕事は、荷物を運ぶだけではありません。配送先での荷物の積み降ろしという作業も配送ドライバーの仕事に含まれています。重い荷物の積み下ろしはたしかに重労働ですが、あらかじめ、荷物が積み込まれたカゴ車を運び、空になったものを回収するというところもあります。会社によっては、体力に応じて業務を調整してくれるところもあります。
一般的に、ドライバーの仕事はきついというイメージがありますが、中距離間の移動がメインとなる配送ドライバーの場合、長時間拘束されるということはなく、希望通りの休みが取れるかどうかなどは、会社によって大きく異なります。
シフトや業務内容に対して柔軟な調整が可能であれば、その点を大きくアピールすると、優秀な人材確保につながるのではないでしょうか。
長距離ドライバーとは異なり、異業種からの転職も多い配送ドライバー。技能や体力に合わせて業務やシフトを選べるようにすると、さらに興味を示す人が増えるかもしれません。
中距離間のエリアで決まったルートを回る配送ドライバーは、長距離ドライバーのように長時間拘束されることもないので、異業種から転職する人も少なくありません。すでにドライバーとして働いている場合でも、より働きやすい環境やいい条件の職場を求めて、転職する人もたくさんいます。
このメディアは、配送ドライバーの職場環境をさらにいいものにしようと考えている企業と、異業種から配送ドライバーに転職したい人、未経験で始めたい人、よりよい環境で配送ドライバーとして働きたい人とのマッチングを目的に立ち上げました。お互いによって、いい縁が結ばれることを願い、応援していきます。異業種から転職した人や未経験から始めた人など、現在、配送ドライバーとして活躍している人たちのインタビューから、配送ドライバーという仕事を紹介しています。配送ドライバーの魅力をアピールする参考にご覧ください。
株式会社キョウエイ
ドライバーひとりひとりの「希望休」「希望時間」を採用するなど、働きやすさが魅力
株式会社キョウエイは、相模、府中、東久留米、所沢、浦安、船橋に物流拠点を持ち、独自の物流ネットワーク「東京包囲網」を有するNTSグループの一員。2~5tトラックを主力に、大手コンビニ、ドラッグストア、食品スーパーなどに物流サービスを提供しています。2014年には、全日本交通安全協会による優良事業認定を受賞し、2013~2015年、ドライバー教育の取り組みなどをランク付けする東京都環境局「東京都貨物輸送評価制度」で最高ランクの3つ星を獲得しています。
「家族主義」を理念に掲げるキョウエイでは、業務シフトを決める際には、ドライバーひとりひとりの「希望休」「希望時間」を採用するなど、柔軟なシフト調整を行っています。人手不足といわれている運送業界において、ドライバーの希望を汲んで業務シフトを決めることは簡単なことではありません。
また、担当業務を持つ前には、安全指導員が2~3週間同乗指導を行ない、さまざまな局面に合わせた運転をレクチャーするなど、不安が解消されるまでフォロー。トラックの運転はもちろん、荷物の積み降ろしや品質管理など、配送業務に関わる研修も行っているので、新人ドライバーでも安心して業務に臨むことができます。
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Zenken編集チーム
そこで、働きやすい環境を求めている配送ドライバーと素敵な企業との出会いのきっかけを作るため、メディアを立ち上げました。
やりがいを持って働ける環境が整っている会社は何が違うのか、どんな環境を提供しているのか、気になる方はぜひ参考にご覧ください。