企業の事業内容や会社が提供している価値、その企業が大切にしている価値観などを一言で表現したキャッチコピー。最初に目に入るキャッチコピーは、企業のイメージや社風を伝える強力な武器になります。
ここでは、キャッチコピーが採用活動に与える重要な役割と、魅力的なキャッチコピーの作り方についてZenken編集チームが解説します。
たった数文字の言葉ですが、働く社員の行動基準にもなる重要なものです。
企業の指針となるキャッチコピーを明確に伝えられているからこそ、どんなに企業が大きくなっても社長、社員が常に同じ方向を向いて走ることができます。逆に、企業の指針となる言葉が決まっていないと、組織が大きくなるほど同じ方向を向かって走るのは難しくなってしまいます。
採用サイトに掲載するキャッチコピーも同様に、新卒・中途どちらの求職者に対しても企業の印象を与える重要な役割を持っています。
Zenkenのビジョンは「そこにない未来を創る」です。私たちが描く未来とは、これから起こることをただ受け入れるだけの「すでにそこにある未来」ではなく、新たな出会いによって新しい価値が創造される「まだそこにない未来」です。
このビジョンがあることで、社員がそのビジョンに沿ってさまざまな提案をし、新たな事業が生まれています。それを求職者目線にまで落としてわかりやすく伝えた言葉が、採用サイトで全面に打ち出している「なんでもできる。なんにでもなれる。」です。
企業のミッション、ビジョンを元に作られたキャッチコピーの重要性について解説しましたが、ここからはもう少し簡単な求人媒体やメディアに掲載するキャッチコピーの作り方について紹介します。
年齢層や性別、居住地、家族構成、趣味、能力、考え方、仕事への希望、学生生活の過ごし方など、欲しい人材のペルソナを明確にします。そのペルソナをモデルにした、ぴったりと当てはまるキャッチコピーを作ります。
ペルソナを基に、会社の理念や社風、仕事内容、待遇など、一番に伝えたいことを、できるだけ短い文章や単語で言い表します。伝えたいことから、求職者が知りたい事との共通点を探し、その部分にフォーカスを当ててキャッチコピーのキーワードにします。
キーワードをもとに、キャッチコピーを作ります。キャッチコピーの文字数に決まりはありませんが、長い文章は瞬時に認識するのが難しいため、なるべく短い文章でまとめるのがポイントです。使用する言葉も、誰もが知っている馴染みのあるわかりやすいものにし、難しい言葉は避けます。聞いた瞬間、印象に残るような文言を意識します。
具体的な数字は記憶に残りやすいので、「平均勤続年数○年」など、企業のアピールになる数字を取り入れるとイメージもしやすくなります。
その他、「未経験者歓迎」や「正社員登用制度あり」など働くメリットを含めたり、漢字をカタカナやローマ字などで表現することで違う印象を与えたりなど、同じ内容でも工夫次第で印象を変えることができます。
まとめ:キャッチコピーで覚えてもらう
POINT
一度聞いたら忘れられないほど、欲しい人材の心に届くメッセージになっていますか?
完成したキャッチコピーを読んで、ぜひ自分に問いかけてみてください。就職活動は多くの企業を見聞きするので、印象の薄い会社は記憶の中に埋もれていってしまいます。キャッチコピーは鮮烈な印象を与え、忘れないように思い出してもらえる役目も持っているのです。
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Zenken編集チーム
Zenkenのキャッチコピー
「なんでもできる。なんにでもなれる。」
なんとなく耳あたりのよいキャッチコピーではなく、企業の本質を言いあてたキャッチコピーは、欲しい人材の獲得だけでなく、働く社員のモチベーションを上げ、結果としてお客様への価値提供の向上、商品やサービスのクオリティアップに繋がります。